第5回市民公開講座を開催しました(地域連携相談室)
- 2019
12/14
08:00
去る12月7日、第5回市民公開講座を開催しました。
今回は、当院の小児科の医師からの提案で、
「安心して子育て出来る地域へ 発達障害について知ろう」をテーマに、
東京から、島田療育センター はちおうじ所長であり、小児科医師でもあられる
小沢浩先生をお迎えしご講演頂きました。当院の言語聴覚士 松本先生からも
幡多の現状と、支援グループについてお伝え頂きました。
前日までの天気予報は雨…お天気が心配されましたが、当日は、曇りの予報、晴れ間も見られ、
ご来場者249人と大盛況となりました。例年になく、駐車場が満車となるハプニングもあり…多くの皆様のご協力のもと、無事終えることができました。
今回は、お子様連れの方も多く、小沢先生ご自身の演出による楽しいご登場で、
会場も和やかな雰囲気で始まりました。
さまざまな「発達障害」について知ると同時に、具体的なお子さんとの関わり方について、
動画を見ながらの解説など、子育て全般に通じるお話だったとの感想もありました。
また、周囲に相談できないで、孤独に子育てに奮闘されている保護者の方のご苦労についても触れられ、
地域としてどうあったらいいのかも考える機会となったのではないでしょうか。
「療育とは障害児の可能性の追求であるとともに、可能性の限界を知ろうとすることでもある。しかし、それでもなお、手を尽くすことによって障害児とその周辺(家族など)に力強い安心をもたらすのが療育なのだ」
小沢先生が最初と最後におっしゃった、療育とは、についての引用です。
普段、患者家族と関わる私たちにも思い当たる、大切なメッセージだと感じます。
小沢先生、松本先生ありがとうございました!!
また、ご来場頂きました地域の皆様、ありがとうございました!!