部内勉強会(機能訓練室)
- 2019
12/22
08:00
リハビリ部門では毎月、担当を決めて勉強会を開催しています。
今月は通所リハの理学療法士より生活行為向上リハビリテーションについてお話がありました。
ここで言う生活行為には排泄や入浴から趣味活動まで、生活する上でその人が必要としている動作の全てが含まれます。上手くできない生活行為をできるように支援するのが生活行為リハビリテーションです。
通所リハでは、ご自宅で生活している利用者の方に対し、入院リハではアプローチすることが難しい趣味活動や買い物動作などの訓練を実際の現場で、より詳細に行っていきます。
入院患者様を担当するセラピストにとっては「生活行為向上リハ」という言葉をあまり耳にすることがないため、皆、真剣に聞き入っていました。
リハビリテーション部では居宅部門と入院部門のリハ専門職が合同で勉強会を行うことで、あらゆる視点でモノを見ることができ、様々な対象者に対し適切でより効果的なリハビリテーションを提供することができるダイバーシティ・セラピストの育成を目指しています。また、合同勉強会は互いの部門の役割を明確にし、セラピスト間の情報共有を密に行う良い機会にもなっています。