目からウロコ ~HSPという概念~(診療情報IT管理室)
- 2020
08/31
09:17
じりじり暑い日差しが続く毎日にぐったり、今もアイス片手にブログ書いている診療情報IT管理室のやっすんです。
たまたまTVでやっていた「HSP(とても繊細な人)」の話。
「HSP(Highly Sensitive Person)」とはアメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した概念で、調査によると「生まれつき繊細な人」が5人に1人の割合で存在することがわかってきているそうです。
目からウロコポイントが、その繊細さが性格や環境によるものではなく、生まれ持った気質であるということです。
たまたま生まれつき背の高い人がいるのと同じで、たまたま生まれつき繊細な人がいる。克服すべき課題ではなく、いいものとしてとらえようという考え方です。
背が高いことを克服しようとする人はあまりいないのではないでしょうか。
背の高い人が、長身を生かしてスポーツに取り組むのと同じように、繊細な人の長所である、聞き上手な面や、小さな改善点に気付く、物事の本質を見抜くことに長けているといった特性を生かすことが出来れば、本人もハッピーかつ仕事でも活躍出来る気がします。
逆に繊細な人が、バリバリ体育会系の営業職をやろうとするとしんどそうなのは容易に想像できます。
繊細というと、どちらかというと打たれ弱そうなど、ネガティブなイメージがあるような気がしますが、繊細だからこそ得意なこともあると思います。
個人個人の特性を長所としてとらえていくことが出来る世の中になればいいですね。