ゲーム障害になってないですか?(診療情報管理室)
- 2021
02/27
13:56
ゲーム障害とは、
電子ゲームには明確な依存性が認められ、依存に関わる脳内メカニズムも
アルコールやギャンブル依存と類似しています。
最近インターネットに接続されているオンラインゲームやスマホの普及などにより
ゲーム依存者数が増加。
世界保健機構は2019年に新しい疾患分類にゲーム障害(依存)を加えました。
ゲーム障害は、ゲームを過剰に行う事により、
遅刻、睡眠障害、眼精疲労、体力低下、低栄養状態などの健康問題の原因になっています。
予防対策として、スマホ・ゲームの使用時間を少なくする、
また、スマホを全く使わない時間をつくる、などがあり、
リアルの生活を豊かにしていく事だそうです。
ゲーム障害の定義とは
①ゲームの頻度や時間をコントロールできない。
②ゲームが生活の最優先事項になっている。
③ゲームにより日常生活に問題が起きている。
リスク要因として
①思春期の男性に好発し、低い自尊感情や学業成績、友人関係の乏しさなどが発症に関係
②心の問題では、注意欠如、多動性障害などの発達障害
があげられています。