新型コロナワクチン接種にむけて (医事課)
- 2021
04/30
07:16
今年もGWがスタートしますが、全国の感染状況は言うまでもなく高知県もいつ第4波に飲み込まれるか気が気でないですね…
高知県宿毛市にある『特定医療法人 長生会 大井田病院』のブログ
2021年04月の記事は以下のとおりです。
今年もGWがスタートしますが、全国の感染状況は言うまでもなく高知県もいつ第4波に飲み込まれるか気が気でないですね…
今年もステーションで、花を咲かせてくれました。
皆さまの中にも。
「これは。もしや。」と思っているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです。
故大井田三重先生のお見送りの時、沢山の胡蝶蘭が飾られていました。
その中の1つを葬儀の後いただき、ステーションで大切に育てています。
退職した有田さんが担当でしたが、今は私が引き継いで育てています。
私は故大井田三重先生から、直接ご指導を受ける事はありませんでしたが、
ステーションの所長から生前の先生のお人柄についてうかがい、
とっても大きな、広い心を持った医師だったのではないかと、想像をしています。
地域を愛し、地域に根ざした医療や教育に力を注がれ、
その思いは今にもつながっているのではないかと感じています。
植物でも愛情を込めて接すれば、その愛情に応えてくれます。
毎日の変化にワクワクします。実のところ、私が癒されていることに気がつきます。
訪問でも、病を抱え生活を送っている療養者さんやご家族を支えているようで、
実は私が支えられていることに気がつきます。
最期まで懸命に生きる姿を目の当たりし、強さや優しさを、かかわりの中で学んでいます。
新人訪問看護ナースが
「初めて一緒に同行訪問させてもらった〇〇さんのお看取りを、1人でさせてもらいました。
〇〇さんでよかったです。息子さんにも側にいてもらいながら、落ち着いてかかわれました。
〇〇さんにありがとうの気持ちでした。」
というような内容を話してくれました。
そうでした。彼女の在宅での初めての点滴も、そのかたでした。
その時も、息子さんがさりげなく見守ってくれていました。
こんなふうに、振り返えりができたことに、心があたたかくなりました。
彼女もまた、療養者さんやご家族に支えられて、看護を実践しているのだと思いました。
さわやかな朝、職場に来てドアを開けると、あ、暑い・・・早くも室温27℃(午前8時30分現在)日当たり良好な環境で過ごしています、やっすんです。
4月より診療情報企画課と部署名も変わりました。基本的な業務(診療情報管理やシステム管理)は従来通りですが、診療(介護)報酬改定時のシミュレーションや、今話題のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進などにも力を入れていきたいと思っています。
この間、本を読んでいて、「ああ、なるほど」と思った文章がありました。まったく医療とは関係のない本なのですが、医療という行為に対しての考え方が非常に分かりやすく説明されていました。
(等価交換の場合)
・Tシャツが欲しい→はい、〇〇円です。
・掃除機が欲しい→はい、○○円です。
通常はモノに対しての対価を支払って納得の上で購入します。
しかし、医療の場合は
・健康を下さい→はい、○○円です。とはならないので、医療は「共同プロジェクト型」の取引となる。
患者と医療提供側が共通の目標に向かって共に努力して価値を生み出して、患者は健康を、医療提供側は報酬として分け合う、という共同プロジェクト。
・スポーツジムや、英会話教室なども共同プロジェクト型の取引と言える。
当たり前の事なんですけど、なるほどなあと思いました。
何かの教室に行っても、自分が途中で嫌になってさぼったら、希望する結果は生まれないですもんね。
共同プロジェクト型のビジネスは受ける側と提供側の信頼関係や、同業種が多い場合は選ばれるための戦略も必要となってきます。(受ける側のニーズ、利便性など)
医療の現場でもDX推進が計画されており、オンライン上での医療情報確認や電子処方箋、更にはPHR(パーソナルヘルスレコード:自分のEHR情報が確認できる)などが実現される予定です。
地域の皆さんのニーズに応えることが出来るような仕組み作りに尽力していきますのでよろしくお願い致します。
私は人生半分も過ぎていますが、格言を持っていません。
ある日、テレビ番組で紹介された名言が心にささったので、ここに紹介したいと思います。
山本五十六が言ったものです。
海軍の軍人で太平洋戦争のなか、真珠湾攻撃などの作戦を指示したそうです。
彼が生きたのはそれはそれは厳しい世の中だったでしょう。
しかし、現代でも十分理解できる内容です。
【やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。】
どうですか?
これには続きがあります。
【話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。】
年齢的にも後輩が増えてきつつありますが、いま一度振り返り、このような先輩を目指したいと思います。
4月も後半を迎えています。
当院でも、先日新型コロナワクチンの医療従事者への接種が行われました。
ワクチン自体も未知との遭遇のようで
緊張感もありましたが、無事1回目を終える事ができました。
自分の感想ですが、
副反応はやはりインフルエンザワクチンよりは多いでしょうか。
接種直後の局所の痛みやその後の赤く広がる腫れはないものの
接種後の夜から筋肉痛のような痛みがあり(こらえきれない事は無い)、
翌日からなんだか眠気が・・・。脳が眠たいという感じではなく
瞼が重いというか・・・。
でも、ワクチン接種が広がり、このコロナ禍が収束するといいなと思っています。
実際、コロナ前の生活にはおそらく戻らないと思います。
基本的な感染症対策(マスク・手洗い)で今回はインフルエンザに罹患する人は少なかったです。
個々の取り組みと、体調が悪くても無理をしてしまう事が多い日本人の特徴?をあたらめて
見直すきっかけにはなったのではないでしょうか。
令和3年5月2日(日)より、市民の皆様を対象とした、新型コロナウイルスワクチン接種の電話予約等が開始されます。対象となる方には順次接種券(クーポン券)をお送りいたします。ただし、ワクチンの供給量等により、予定が変更となる場合がありますのでご了承ください。
ワクチンの都合上、接種は完全予約制となります。各ワクチン接種実施施設に直接お申し込みください。ただし、予約については、接種券(クーポン券)がお手元に届いてからになります。接種券(クーポン券)は、年齢で段階的に分けて発送いたしますので、お手元に届くまでお待ちください。また、現在供給されているワクチンは1回目の接種から3週間後に2回目を接種する必要がありますので予約の際にはご留意ください。
【予約開始日】5月2日(日)から
【予約受付時間】8:30~17:15 (6月末までは、土日・祝日も受付)
【予約方法】
・電話:0570-088063(ナビダイヤル)
・LINE:QRコードは接種券の封筒に同封しています(24時間受付)
・窓口:市役所健康推進課で受け付けいたします。
【接種実施日( 65歳以上の高齢者の方)】
5月26日(水)、5月28日(金)、5月29日(土)、5月30日(日)
6月3日(木)、6月4日(金)、6月6日(日)、6月9日(水)、
6月10日(木)、6月11日(金)、6月13日(日)、6月14日(月)
【予約開始日】5月10日(月)から
【予約受付時間】9:00~16:00(土日・祝日を除く)
【予約方法】電話:090-3787-4645
【接種開始日( 65歳以上の高齢者の方)】5月24日(月)から
【病院からのお願い】駐車場に限りがありますので、なるべく乗り合わせや
公共交通機関での来院にご協力お願いします。
【予約開始日】5月24日(月)から
【予約受付時間】10:00~16:00(土日・祝日を除く)
【予約方法】電話:0880-66-0013
【接種開始日(65歳以上の高齢者の方)】6月1日(火)から
【病院からのお願い】65歳以上の方は、家族同伴で受診してください。
通常の診療も同時に行っての接種となります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
先日、高知県唯一の有人離島
鵜来島と沖の島へワクチン接種に
片島→鵜来島→母島→弘瀬→片島
接種会場の設営から接種、撤去…
大自然と抜群の透明度の海を眺めながらの移動
沖の島診療で馴染みの島民も多かったです
希望のワクチンとなりますように!
はじめまして
高知医療センターの救命救急科から研修に来ました。伊与田比呂人と申します。
幡多地域の救急医療を勉強し少しでも貢献できればと思います。
去年バイクの免許を取りました。宿毛の海は息を飲むほど綺麗で感動しました。これからも色々なところを見て回りたいと思います。
先日、1週間ほど他院に入院してきました。
全身麻酔での手術で、たった数日不自由な時間を過ごし感じたことは、
介護を職業とさせてもらう私にとってとても糧になるものでした。
今まで、4回入院しています。
その時も、排泄介助の配慮だとか色々感じて良い経験をさせてもらったのですが、
今回もたくさん学ばせてもらいました。
細かなことなのですが…。
忙しそうな看護師さんをコールで呼ぶことはなかなかできないこと。
だからこそ、「次に来た時にこれを言おう、これを頼もう」と考えます。
することもないし動けないですから、考えてばかりです。
「この人の介護は時間がかかるのよね~。いろいろ用事を言われて帰って来れん」
なんて、言われんな…と。
あと、言葉使い。以前自部署で満足度調査を行った際
「丁寧すぎる言葉や敬語は親しみを感じない面もある」という意見をいただきました。
どちらかといえば、“いなかのおばちゃん”的な話し方をしてしまいがちな、
いわゆる言葉遣いの悪い私は“こんなんでもいいのかな”などと思っていました。
患者になってみて、同じ親しみのある言葉遣いをする看護師さんでも
良い印象の言葉遣いと嫌な印象の言葉遣いの違いを感じました。
それは、雑さと敬意です。若い看護師さんは同じ顔に見えますが、
丁寧な言葉としぐさ、お世話になる立場であっても
やっぱり倍以上年が上の自分に対しての見下したような命令口調に感じる話し方。
印象はずいぶん違いました。私の関わらせていただいている利用者様はみんな私より年上です。
敬意を忘れてはいけない、丁寧さはすぐに感じるものだと改めて感じました。
もう一つ。私の関わらせてもらう利用者様の中には
食事の際、デザートから食べ始める方がわりと多かったりします。
「デザートはあとにしませんか?」なんて声が職員から聞こえます。
手術後、食欲が戻らない中、デザートから食べてしまう気持ちが本当に分かりました。
ゼリーや果物のありがたかったこと。
他にもベッド挙上の仕方など、自分が入院患者になってみて、
身体が自由に動かせなくて感じることはたくさんありました。
今後の介護に生かしていけたらなと思います。
患者様は、いつも見ています。職員の行動、言葉、表情…。
忘れることのないように。
日中は暖かく過ごしやすい季節になりましたが世の中コロナで色々な制限もあり中々思うように出掛けたりすることも出来ずストレスもたまっていませんか❔