大晦日・・・管理部長のひとりごと
- 2022
12/31
16:53
今年も残すところ、今日だけです。昨年以上に今年は駆け足で…いや、もうマラソンみたいに駆け抜けた感じがある1年でした。
今年1年、コロナウイルス感染症ではじまりコロナウイルス感染症で終わる年にはなりましたが、そんな中でも、今年はコロナウィルス感染症の行動制限が緩和されたことによる変化が現れた年と実感しております。
2020年には、ほぼ無観客で行われたスポーツの祭典が印象的でしたが、2022年のサッカーワールドカップでは、全世界のサポーターが観客席を埋め尽くし、各国の選手の活躍を大声で応援する様子が放映されていました。
まだまだ、日本国内では、感染症の対策を実施しながらの生活が続いてはおりますが、少しずつ希望の光が見えてきた1年になったのではないでしょうか。
本年最後の当院トピックスとしては医療Maas車両が導入したこと。
医療MaaSとは「医療」と「モビリティ」の掛け合わせで地域医療に新たな選択肢を与え、社会課題を解決する、新時代の「ヘルスケアモビリティ」を活用したサービスです。
医療機器などを搭載した車両で、患者の自宅などへ出向き、車内でオンライン診療ができるのが特徴で、患者さんは車内に乗り込み、ビデオ通話で医師による診察を受けて、看護師による処置や検査を受けることができます。
超高齢者社会を迎える今、過疎化や高齢化、医師不足といった課題を抱え、とくに中山間部においては、高齢者が医療機関を受診・通院することが難しい状況が年々深刻化しており、医療や交通といったインフラの崩壊は、人々の生活に直接大きな打撃を与えます。また、たとえ住み慣れた地域に住みつづけたいと願っていても、買い物や通院などがままならず地域を離れざるをえない状況も考えられます。
そんな中でのヘルスケアモビリティが地域や全国に浸透すれば、高齢化や過疎化が進む地域においても、人とのつながりや安心を感じながら暮らしていくことができるではないかと感じていますし、ヘルスケアモビリティは、安心とつながりを届ける新時代のコミュニティカーとして2023年も地域の皆さまにお役にたてるよう取り組んでいきたいと思います。
皆様が幸せな年をお迎えになれますよう心よりお祈り申し上げます。
よいお年を…