快適な睡眠についてin総務part4
- 2023
10/05
15:40
残暑がまだまだ強く残る10月に入りました。
季節の変わり目には体調を崩す方、多くないですが?
当院でも遠くから『ゴホゴホ』と咳き込む声が聞こえてきます。
そこで今回は睡眠とスマートホンの関係を少し調べてみました。
中国上海の第二軍医大学が2020年に公開した論文によると、就寝30分前からスマホの使用を制限するだけで睡眠の質が上がると報告されています。
この実験は38人の学生を被験者として行われました。彼らにまず1週間通常通り生活してもらいます。その間、睡眠日誌で通常の睡眠を記録してもらいます。その後、被験者をランダムに19人ずつの2つのグループに分けます。そして、Aグループはいままで通りに、Bグループは就寝30分前(通常の平均就寝時間から逆算)からスマホを一切使わないようにして、それぞれ4週間過ごしてもらいました。
その結果が驚きです。スマホ禁止のBグループは、
・眠りに入るのに12分早い
・睡眠時間が18分長い
・主観的な睡眠の質が高い
・入眠前の覚醒度が低い(眠気が強い)
・起床時の気分がより良い
・作業記憶テストがより正確で早い
と、睡眠の質だけでなく生活の質まで上がっていることが報告されました。
就寝1時間前にぬるま湯に浸かり若干体温が上がると、眠るときに体温が下がりやすくなり寝つきを良くし睡眠を深めやすくなります。ストレッチも同じです。瞑想はリラックス効果がかなりあると報告されています。
しっかり睡眠を取ってたくさんおいしいお酒で乾杯!