他職種で必要なことは利用者が教えてくれる(通所リハ)
- 2021
11/06
15:10
通所リハビリでは、朝の在宅の送迎時から、利用者の状態、
家族の情報確認から始まります。
何か気になる情報は、他職種で常に共有、特に利用者の訴え、
家族からの在宅の変化など、気付き判断を繰り返しています。
高齢者の方は基礎疾患をどなたも持っておられ、
在宅での身体の動きの低下、自由に動けない、お風呂に入ることができない、
日常生活を今までのように行えない為に支援を実践しています。
また利用中に『何かおかしい』と気づけば他職種で経過を観たり
必要に応じて医療受診を行ってます。
利用者は、一人ひとり違い特に高齢者は、自分で我慢したり、
不快な状態や、痛み、辛さをうまく伝えることができない方が多く、
私達はそれらを、早いうちに気づき、どうしてほしいかの力を持つことが常に必要です。
最近、ある利用者から
『今日は、髪の毛を綺麗に洗ってもらってとても気持ち良かった』と話され笑顔が見られ、
ケアして良かったと感じました。
何気ない言葉も受け止め、ケアの一部ですが、
その言葉に当たり前ではないことに気付かされます。
通所リハビリでは、普段の高齢者の行動に気づきを持てるのは、
そこに携わる私達他職種です。
何気ない変化でも、意見でも共有して、
気付きで救われる命があることを常に考えて変化を発信する力を養っていきたいです。