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DMAT研修(医局)

 

 

先日DMAT(災害医療派遣チーム)の研修に参加してきました。

 

その活動方針や内容は、実際の災害への対応を教訓に年々ブラッシュアップされており、定期的に研修を受けて知識、技量を更新しておかなくてはなりません。古い知識のままではいざという時に無力になりかねません。「備えあれば憂いなし」と言いますし。

 

 また災害医療の研修ではありますが、その内容は日頃の業務に大いに役立つものです。チームビルディング、指揮・命令系統の確率、ストレスへの対応、等々、どのような場面でも活かせる技能です。

 

通常診療は患者さんと一対一で向かい合う「一次元」、救急医療はそれに加えてより時間の流れを意識する「二次元」、災害医療は多くのチーム、組織の関わりで構成され、「三次元」になる、とかつて教わりました。

 

三次元の医療の訓練をすることで、日頃の一次元、二次元の医療場面でもより適切な行動がとれるようになれるでしょう。

日頃の診療に全力を尽くすことはもちろんですが、時には現場を離れて日常を見つめ直すことも良い学びの機会です。

 

 

 

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