看護の日のイベント開催します。
今年は献血車もくるよ!
日時 平成22年5月14日(金)9:00~15:00
場所 大井田病院1階ロビー他
上の画像をクリックするとポスターが大きくなります。
エコナクッキングオイルのトクホ返上について
(サプリメントアドバイザー: 所谷 美和)
昨年10月に、花王は「エコナクッキングオイル」他10点のトクホ表示許可を返上する、失効届を提出しました。CMでもおなじみだったこの油は「体に脂肪がつきにくい」ということで販売していました。ところが、この油のなかに入っている「グリシドール脂肪酸エステル」が変化した物質が発がん性を有していると言われており、その変化が起こらないとも限らないという事で、消費者団体などからは懸念の声があがっていました。
確かに消費者は宣伝などからうけるイメージは強く、この件でかなり裏切られた感があったことも事実ですが、やはり自分の身を守る為にも毎回お話していますが、情報の収集は大切です。情報番組で取り上げられた食べ物が( 例えばダイエットに効く○○など)、翌日から店頭から消えると言うくらい、私達は少しマスメディアに頼りすぎているのも問題なのではないでしょうか。この1件は消費者に対する警鐘にもなったと私は思います。
2月3日節分の行事食です!
<献立>
・太巻きと昆布巻き
・お刺身
・ごま和え
・すまし汁
・甘納豆
福を呼び込んで、早く退院できるように願って調理しました。(K調理員より)
<12月24日夕食メニュー>
米飯
鶏足の照煮
ポテトサラダ
卵スープ
メロン
手作りケーキ
栄養課の皆さん、いつもありがとうございます。
私は手作りケーキを毎年楽しみにしています。
今年も美味しく頂きました。
特定保健用食品について
サプリメントアドバイザー: 所谷 美和
今回は「特定保健用食品(いわゆるトクホ)」についてのお話です。みなさんもスーパーやコンビニ、薬局などで写真のようなイラストの入った商品を見た事があるかと思います。前回、健康食品はその効果を医薬品のように記載することはできないという話をしました。しかし、トクホに限っては「保健用途の表示」として
・体脂肪が気になる方に
・コレルテロールが高めの方に適する
などのように商品へ表示することができるようになっています。このようなことからトクホは医薬品と食品との中間に位置づけられます。トクホは有効性だけでなく、安全性も明らかにされているので安心して摂取することができます。ただし、一部の成分を除いてはトクホの許可は商品別となっていますので、同じ成分でもトクホとそうでない商品がありますので注意しましょう。
しばらく暖かい日が続いていましたが、11月に入り急に寒くなってきました。みなさん、体調はいかがですか。今回は、冬にとりたいサプリメントを紹介します。
サプリメントアドバイザー 所谷 美和
【エキナセア】キク科植物から抽出される成分で、アメリカなどでよく用いられているハーブサプリメントです。免疫賦活作用や、好中球・マクロファージ活性化などがあるといわれ、抗菌・抗ウィルス・抗炎症目的で服用されています。風邪などのひきはじめに飲むと良いでしょう。
【ビタミンE】ビタミンEは抗酸化作用や、血液の流れをよくする作用があるので、冷え症の方にお奨めしたいサプリメントです。
【ビタミンC】ビタミンEと共に抗酸化作用があり、免疫を活性化させる事で風邪をひきにくくすると言われています。水溶性ビタミンなので、一度に多量摂取しても排泄されてしまうので、何回かにわけて摂取しましょう。また発熱時には、ビタミンCを消耗しやすいので、熱がある際には摂取を心がけましょう。
ビタミンCなどは文旦など柑橘類にも含まれています。また体を温める生姜等目常の食事にうまく取り込んで、この冬を乗り切って行きましょう。
医薬品とサプリメント
サプリメントアドバイザー 所谷 美和
サプリメントの中にはもともと医薬品として使用されていた成分が食品として使用可能になったものも多くあります。例を挙げてみますと、脂肪燃焼を促すと言われているαリポ酸(成分名:チオクト酸)、抗酸化作用のサプリメントで代表的なコエンザイムQ10(成分名:ユビデカレノン)、青魚に多く含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)等です。
医薬品は製造の段階から厳しいチェックを受け成分の純度も高いのですが、単に成分量を比較すると、サプリメントの中には通常摂取するであろう基準量を大きく超えるものもあります。また、多くの成分を含んでいると書いてあっても実際の中身は微量しか入っていないという悪質なメーカーもあることも事実です。購入の際には信頼のおけるメーカーのサプリメントを選ぶことも大切です。
紫外線が気になる人におすすめサプリメント
サプリメントアドバイザー 所谷 美和
この時期気になるのが日焼け。紫外線によってできたシミは一度できるとなかなか消えないと言われています。シミ・シワのできにくい体を目指し、体の内側から紫外線対策を始めましょう。
まず、ビタミンCはシミの原因となるメラニンの生成を抑えたり、健康なコラーゲンを作る働きがあります。また抗酸化作用による肌の老化を防止する働きもあります。
また、L-システインは、アミノ酸の一種ですが美白をサポートする2つの働きがあります。
①肌表面での美白
肌の表面近くでメラニンが作られるのをブロックしたり、色を薄くする働きがあります。服用後しばらくすると既にメラニンをたっぷり含んだ表面の角質が落ちるにつれてシミが薄くなっていきます。
②肝臓ケアで美白
肝臓の機能をUPさせる働きがあります。硫黄を多く含んでいてデトックス(解毒)作用があるアミノ酸です。メラニンの生成を抑え、更に肝臓が元気になる事で肌のターンオーバーサイクルが正常化し、夏バテの疲れを吹き飛ばす効果も期待できます。 肌のターンオーバーサイクルは通常28日と言われているので、最低1ヶ月できれば2ヶ月は続けたほうが良いでしょう。効果を急いで一度に多量に飲むと体に負担をかけるので、指示された量を守ってください。もちろん、日焼け止めや日傘・帽子などの対策も忘れずに!
サプリメントアドバイザー 所谷 美和
5月の大型連休も終わり、この時期働く人によく聞かれるのが「五月病」。五月病とは、 新入社員など新しい環境に適応できない事に起因する精神的な症状の総称で、症状としては抑うつ、無気力、不安感、焦りなどがあり、不眠や疲労感などを訴える人も多いです。
このように気分が落ち込んでやる気の出ない人のために用いられるサプリメントは多くありますが、有名なのがセイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)です。
ヨーロッパ~中央アジア原産の多年草で、ヨーロッパでは医薬品としても使われています。神経伝達物質の分解を阻害したり、神経伝達物質の再取り込みを抑える事で脳内を活性化させる働きがあるといわれています。このサプリメントで注意しなければいけない事は、薬との相互作用があることです。肝臓の代謝酵素を誘導することにより、薬の代謝がよくなり薬の効果が弱まる事があります。有名なものとしてはテオフィリンの様な気管支拡張剤や免疫抑制剤、血液凝固防止薬などです。現在薬を飲んでいる人は、一度薬剤師に相談してみましょう。
なお、他のサプリメントとしてはビタミンB群、DHA、アミノ酸などがあります。またミルクココアも気持ちを落ち着かせる効果もあるようですので、飲んでみてはいかがでしょうか。」
当院でも在宅療養に少しでも援助できればと訪問リハビリを始めました。
当院の訪問リハビリテーションとは
理学療法士がご自宅を訪問して身体機能の維持・向上や日常生活動作の自立を援助するためのリハビリテーションを行います。総合的には「在宅生活の質向上」を目的としております。
サービスに関するお問い合わせ
℡0880-63-2101 大井田病院 理学療法士 岸 倫弘
日 時:平成21年5月15日(金) 9:00~15:00
場 所:大井田病院 1階受付ロビー
内 容:医療相談、栄養相談、血圧測定、介護ビデオ
その他、お茶のサービスなどを用意しております。是非、お越しください。
栄養機能食品について
サプリメントアドバイザー所谷 美和
サプリメントの中でもビタミン剤は手軽に飲まれる事があると思います。 以前お話した「トクホ」と同様、食品と医薬品との間に位置づけられたものを「栄養機能食品」と言います。
現在栄養機能食品として認められているのは12種類のビタミン類(A、D、E、B1、B2、B6、B12、C、ナイアシン、葉酸、ビオチン、パントテン酸)と5種類のミネラル(カルシウム、鉄、亜鉛、銅、マグネシウム)です。それぞれの成分において、その栄養表示の科学的根拠も確立されています(例:カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。 ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持を助けると共に、抗酸化作用をもつ栄養素です。など)。 注意すべきことは、これらの成分は食品と異なり1日の摂取目安量が決まっていることです。ビタミンAなどは「妊娠3ヶ月以内又は妊娠を希望する女性は過剰にとらないよう」という注意書きがあります。これは、過量に服用する事で胎児の催奇形性が起こる可能性がある為です。
サプリメントで簡単に必要な栄養素が補給できることは良いことですが、それに頼りすぎにならないよう、まずは日常の食生活のバランスを考えてみる事も大切です。
花粉症について
サプリメントアドバイザー: 所谷 美和
今回は「栄養機能食品について」の予定でしたが、号外として、この季節にぴったりの花粉症についてお話します。
花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の患者数は年々増加しています。 花粉症のサプリメントとして有名なのは、「甜茶」や「シジュウム茶」、「シソの葉」などがありますね。時々気を付けてもらいたいのが、杉の成分を微量に含む製品があるようです。アレルギー治療のひとつ「減感作療法」の目的のようですが、時々強いショック症状が出ることもあり危険です。商品の中身の成分をチェックしてください。また、マスク・メガネの着用やうがい、バランスのよい食事、節酒、禁煙なども大切です。
最近鼻炎の市販薬の中で、医療用の薬から一般薬へ切り替わった商品(スイッチOTC:(例)ガスター等がそうです)がありますが、眠気の副作用が出ることがあります。安易に薬局で購入できるようになりましたが、車の運転などされる方は注意してください。なお、病院で処方される薬の中には眠気の少ない薬もありますので、気軽にご相談ください。
次回は栄養機能食品についてお話します。
春の日差しが心地よく感じる2月15日、晴天のもと国民宿舎「椰子」にて高知県女性薬剤師会幡多支部の新春講演会が開催されました。
今回は、講師として当院小児科の近藤郁子先生をお招きし「お薬の効き方の個人差 ~副作用はなぜおこるか?~」という演題のもとご講演いただきました。遺伝子配列の話から薬剤の効く・効かない人がいる理由など、分かりやすくご講演いただきました。遺伝子研究の第一人者としてご活躍された近藤先生のお話は、私たち薬剤師にとっても実りあるものでした。是非、今度は職員皆さんにこのようなお話をしていただけると光栄に思います。近藤先生、診療でお忙しい中にも関わらず、快くお引き受けいただきありがとうございました。