医療システム
診療情報連携の目的
- かかりつけ医機能の補強
- 重複診療や不要な高度医療の抑制
- 連携による医療の分業
- 一般病院と長期療養型病院、介護保健施設の連携
紹介状機能
・診療情報をMML、HL7で医師会連携サーバーに送信。
・システムが無い施設でもネットワークに参加すればWEBからの参照が可能。
⇒当院との紹介に係わる幡多圏内の関連病院はこちらをご覧ください。
電子カルテ情報の共有
・複数施設への通院履歴が参照可能。
・アクセス権に応じて、他施設での診療情報の参照が可能。
医療・介護情報連携システム~はたまるねっと~
●はたまるねっとの概要
・「はたまるねっと」は、最新の情報通信技術で健康情報をみんなで共有することで、生涯健康記録や診察時の不要な負担や手間を減らしていこうというものです。
●2004年に厚労省「病診連携モデル事業」によって、医療ネットワークを構築し、「重複診療の抑制」「情報開示による医療の質の向上」「病院間の機能分担」を図ってきました。
●2009年には総務省事業により介護事業所40ヶ所をVPN回線で接続し介護ネットワークを構築しました。
●2016年からは高知大学の高知医療介護情報連携システム「高知家@ライン」との連携運用を開始し、診療情報、介護情報に加えて在宅情報の共有を行い、効率で切れ目のない体制を目指してきました。
●2017年総務省EHR(医療情報連携基盤)高度化事業に採択され幡多地域医療情報ネットワーク「はたまるねっと」の運用を2018年1月より開始しました。
●はたまるねっとの活用
・既存の高知医療介護情報連携システム「高知家@ライン」に、病病連携、病診連携の仕組みを加えることで高度化したEHRシステムの実現
・ICカードの導入で、診療情報・介護情報のクラウド上への保管(災害対策)
・救急搬送や夜間外来などの救急医療でデータの参照(効率的で安全な救急医療体制の構築)